2009年05月17日

スクリムシャンダーへの道 7

さあさあ、
針もしっかりと砥ぎあげて、すっごく尖がりました。

しかし、このままの状態では、細くて持ちにくいので、


ピンバイスを用意します。



こうして取り付けます。



とっても持ちやすくなりました♪

これで、長時間の作業でもラクチンです。
  


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2009年05月10日

スクリムシャンダーへの道 6

さてさて、
スクリムショウの作業は、象牙に延々と針で穴をあけることです。
なので、針が必要になります。

井浦先生から針を貸して頂きました。しっかし、なんてデカイ
針でしょう!普通の針と比べてみてね♪


もともとは何用の針なのでしょう?先が尖っていません。

これでは象牙に穴をあけることが出来ないので、ナイフや
包丁のように砥がないといけません。


先生の年季の入ったオイルストーンもお借りしましたぁ♪

おなじオイルストーンでも、あたりはずれがあるみたいで、
使いやすく、いいものはこんなに減っても使い続けるそうです。
もちろん井浦先生はこのオイルストーンでナイフを砥ぐ訳では
なく、商売道具であるタガネを砥ぐために使います。
オイルストーンは薄くなっているので、木の台に固定されて
います。


針を回しながら、砥いでいきます。

針は鋼(ハガネ)で出来ているので、非常に硬いです。


こんな感じで、一定の角度を保って砥いでいきます。

ナイフや包丁は砥いだことがあるので、その経験を活かします。


こ~んな感じになりましたぁ♪

ブログだと、あっという間ですが、ここまでになるには
1時間以上かかっています。


しかも、ただ尖がらせればいいのではありません。

このように、針の先をルーペで拡大して見て、ちゃんと先まで
砥げているか確認します。先端が白っぽく見えるうちは、まだ
砥ぎがたりない、という事です。自分では尖っているように
見えても、ルーペで拡大された針先はごまかしがききません。


本日の教訓 「針先までしっかり砥げ
         白くなくなるまでひたすら砥げ」


続く・・・
  


Posted by 子連れ狼  at 00:03Comments(6)スクリムショウ

2009年05月08日

スクリムシャンダーへの道 5

先日、
井浦先生のお宅におじゃましてきました。
ryochanさんが先生に依頼していた作品が出来上がり、
引き取りに行くと言うので、見たくて見たくて、仕事終わった後に
駆けつけましたぁ♪
(一緒に、いらしていたやっくんさんとはお会い出来ず、
残念でしたが・・・)

いやぁ~、イイッすよ!
ryochanさんの依頼の作品。彫りも深いし、
細かい部分もあるし、とってもいいです♪
これから、ブルーイングの作業があるそうですが、
完成したら、素晴らしい作品になりますね。
今から、とっても楽しみです。


さてさて、

「スクリムショウ」の下書きなのですが、
彫る時の下絵にする、と言う理由以外にも、
下書きをする理由を教えて頂きました。

実際に、自分の手でその絵を書くことによって、
彫るものがどんな形なのか覚えることにもなり、
また、形や絵を覚えていると、スクリムショウで
針で穴を開けていく時のスピードも早くなるそうです。

なるほど、そうですよね、
ただコピーした絵にスクリムショウを施すのは簡単ですが、
実際に手で書く、ということはそれだけその作品に長く
かかわるということですから、その想いも作品の出来に
影響しますよね。

先生の製作工程を見せて頂いても、何回も下絵を描いたり
デザインを書いたりして作品になっていきますので、
そういった日の目を見ない、見えないところの努力が作品
をかたち作っているのだなぁと思うと、感慨深いものがあります。



本日の教訓 「ワンパクでもいい たくましく育って欲しい

         「ヘタクソでもいい とりあえず書いてみよう」
  


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2009年05月06日

スクリムシャンダーへの道 4

さてさて、
別にWAの新製品のご紹介じゃ、ないですよ~。
「スクリムショウ」の続きです。

このように箱を用意して、


その上にガラスの板を置きます。

(うちの食器棚のガラスを拝借しましたぁ)


あとは、

下に蛍光灯を入れ、


点灯させれば、

出来上がり!


簡単な作業台の完成です♪

コスト0円です。


こ~んな感じで複写していたのですが、

ですが、

・・・、




ついに、WAからジェフ・クーパーモデルが発売になったので、

本体からグリップを外し、コピーした方が早かったりします。
うぅ・・。

でも実物が存在しない場合は、こうやって模写するしかないので、
参考までに・・・。
  


Posted by 子連れ狼  at 00:03Comments(0)スクリムショウ

2009年05月05日

スクリムシャンダーへの道 3

さてさて、
下絵を描くのですが、今回は実銃の画像があるので、
その画像を実物大の大きさでプリントします。

そうしたら、スケスケのトレーシングペーパーで上に写して
いきます。


こうやって、

窓ガラスに貼り付けると、


タイヨウの光で明るく、

模写しやすくなるのですが、さすがにこの体勢をずっととる
のはしんどいです。


なので、

普通にテーブルでも描けるように工夫をします。


続く・・・  


Posted by 子連れ狼  at 00:03Comments(2)スクリムショウ

2009年05月03日

スクリムシャンダーへの道 2

さてさて、
象牙のグリップにエングレーブの一種である、スクリムショウ
を行いますが、さすがにいきなり彫るのは無謀であります。

なので、まずは下絵を描きます。しかし、下絵を描く前にも
下準備が・・・。


シャープペンシルを2本用意します。

別に同じものでなくてもいいのですけどね。


用意するのは、0.3mmのシャーペン。

とりあえず、色違いで同じ物をそろえました。


普段使い慣れている0.5mmと比べると、

その細さがわかりますね。


このただでさえ細いシャーペンの芯を、

このように斜めに、書いてこすって、


芯の先端を尖らせます。

針のようですね。


実際に線を引いてみると、

太い方から、0.5mm、ふつうの0.3mm、尖らせた
0.3mmとなります。


この細い線で、

描くものの輪郭を描いていきます。


普通の0.3mmのシャーペンは、

内側や影の部分を表現するために使います。


本日の教訓 「ちゃんとした下絵が完成品の出来を左右する
         細く、細かい線が明日へと繋がる」


続く・・・

  


Posted by 子連れ狼  at 00:03Comments(0)スクリムショウ

2009年05月02日

スクリムシャンダーへの道 1

さてさて、

新コーナーの始まりですよぉ♪


彫刻のエングレーブの技法のひとつに、「スクリムショウ」
というものがあります。象牙や動物の骨などに、細い針を
刺したり、引っかいたりしてエッチングを施す技です。
もともとは、捕鯨全盛の時代に、船乗りが鯨の歯に彫った
のが始まりとされています。



ゲームする人→「ゲーマー」

撃つ人→    「ガンナー」

造る人→    「モデラー」

ここらへんはよく耳にしますね。

変わったところだと、
シャーロック・ホームズを愛好する人たちの事を、
「シャーロキアン」、なんて言ったりします。


では問題。
スクリムショウをする人達の事をなんと言うでしょうか?

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答え>「スクリムシャンダー」


う~ん、「スクリムシャンダー」
カッコいい響きじゃないですか♪

この物語は、ひとりの男が無謀にも、
エングレーブの一種である「スクリムショウ」
に挑むものである。
(※監修 指導 井浦勝雄先生)


なお、この男の技量によっては、この企画自体が
ボツネタになる可能性がありますが、
当局は一切関知しません。
井浦先生とスポンサー以外のクレームは一切お断りします。


もともとはですね、
ジェフ・クーパーの1911を造ろうとしてですね、
その最大の売りである、レイブングリップを
象牙で井浦先生に彫って頂こうと思っていたんです。
(この時はまだ、WAからジェフ・クーパーモデルが出るなんて
想像すらしてなかった時です)

そしたらですね、先生の、「自分でやってごらん」
の一言で、無謀にも挑戦することになりました。


でも、
いきなり象牙のグリップにすぐにスクリムショウを
施す訳にはいきません。
(だって、高いし、失敗出来ないもん!)

道のりは長く、険しいのであった・・・。


本日の教訓 「スクリムショウは時間と労力、根気のいる仕事である
         しかし、完成した時の喜びはひとしおである」                           


続く?



  


Posted by 子連れ狼  at 00:03Comments(4)スクリムショウ

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